800年以上の伝統をもって継承されている特殊神事で、横浜市無形文化財の第一号に指定されている、横浜を代表する夏の行事です
例大祭の日(例年7月中旬の日曜日)に、大祭式に引き続き行われる祓えの神事
青茅の舟に罪穢れを託して沖合遠く流しやるもので、全国各地で6月に行われている茅の輪(ちのわ)くぐりや夏越の祓(なごしのはらえ)の神事と同様、心身共に清々しく祓え清めて暑い夏を迎える、昔ながらの行事です。
また麦秋の時期でもあり、初穂の麦を海の神にお供えし、五穀の豊饒と海の幸の豊漁に感謝するという要素も一緒になった神事でもあります。
〇 例大祭の大祭式
〇 浜降際への参進
〇 浜降祭の祝詞奏上
〇 奉仕船出発
〇 沖合で青茅舟を流す
〇 奉仕船帰還
青茅(あおかや)で作った舟70cmx50cm程度の楕円形の茅の輪(ちのわ)を舟に仕立て、 お供え物として小麦の粒を敷いた折敷(おしき)に 大麦の粉で作っただんご(=しとぎ)を供え、舟縁には1年分12本の御幣(ごへい)を並べ立て、中央には大きな御幣を立て掛けます。
大祭式終了後、神前に供えられ、大祭式でお祓いを受けた茅舟は
若衆により船溜りの浜まで捧げて運ばれ、渚に安置されます。
神社本庁からも宮司を招いて例大祭の大祭式が行われます。
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